エステサロンやアロマサロンで毎日使うタオル。使っているうちにだんだんと嫌なにおいがしてきますよね。
うつぶせになっていただいた時や、お顔にタオルを載せた時など、タオルは施術者よりお客様の近くにあるものなので、エステティシャンよりお客様の方が先に臭いに気付かれることも。
お客様にタオルが臭いと思われると、顧客満足度は下がってしまい、リピート率が下がってしまう可能性もあります。
また、今の時代、SNSやレビューなどに「○○サロンに行ったらタオルが臭かった。もう行きたくない」などと書きこまれるとサロンの評判が下がってしまう可能性もあります。
サロンのタオルがくさいとサロン経営にも影響するため、タオルの臭い対策には気をつけたいところです。
タオルの臭いの原因となるものには以下のようなものがあります。
タオルに皮脂やたんぱく質の汚れが残っていると、空気中や洗濯機の中にいる雑菌が繁殖して臭いの原因となります。
また、タオルに水分が残っていると雑菌の繁殖の原因となります。
アロマオイルやマッサージオイルなどが落としきれずにタオルに残ると、オイルが酸化してにおいの原因となります。
オイルをよく使うエステサロンでは特に気をつけたいところです。
タオルの嫌なにおいの原因は、皮脂やオイルなどの油分、タンパク質、雑菌です。
これらをタオルに残さないようにすることで、嫌なにおいを防ぐことができます。
エステサロンで使用したタオルは、洗濯機で洗う前につけ置きや予洗いをすると、においの原因をある程度取り除くことができます。
汚れがひどいタオルは、洗濯機に入れる前に下洗いして、オイルなど臭いの原因を取り除いておきます。
バケツや浴槽に水と酸素系漂白剤を入れてよく溶かし、タオルをつけ置きます。
酸素系漂白剤で酸性の皮脂汚れや汗が中和されて落ちやすくなります。
酸素系漂白剤は水よりもお湯の方が溶けやすく、効果もアップするので40度~50度くらいのお湯を使うのがベストです。
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タオルについた皮脂やマッサージオイルなどの油分は酸性の汚れです。
重曹やセスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、酸性の汚れを中和、分解してくれます。
バケツにぬるま湯を入れ、重曹またはセスキ炭酸ソーダをよく溶かしてつけ置きます。
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作業服用のつけ置き用洗剤は油汚れを落とす効果が高く、マッサージオイルやアロマオイルなどエステサロンで使用するオイルの汚れ落としにも効果的です。
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雑菌の繁殖を防ぐため、高温のお湯につけ置くのも効果的です。ただ、高温のお湯にあまり頻繁につけ置くと、タオルの手ざわりが悪くなってしまうことがあります。
つけ置く時間がない時は、お湯で下洗いするだけでも、オイルの残りが違います。
マッサージオイルやアロマオイルがタオルに残ると、残ったオイルが酸化して酸化臭がしてきます。オイルをしっかりとるために効果的なのが、台所用洗剤です。
台所用洗剤を溶かしたお湯にタオルを入れ、やさしく手洗いをします。タオルがたくさんあるときは浴槽にお湯をはり、台所用洗剤を入れて手洗いや踏み洗いをする方法もあります。
油分は劇的に落ちるこの方法ですが、一つ難点があります。台所用洗剤は泡切れが悪く、すすぎに時間がかかることです。
洗濯機でタオルを洗う時に、お湯を使うことで、皮脂やオイルの落ちがよくなります。
温水洗濯機、熱水洗濯機でない場合は、蛇口にホースをつないで洗濯機にお湯をいれます。高温すぎると洗濯機が傷みますので、40度前後のお湯を使用しましょう。
また、エステサロンのタオルのために開発された、マッサージオイルなどの汚れ落ちがいい専用の洗剤も多くのメーカーから販売されています。
こういったエステサロン用の洗剤を使うのもタオルの臭い対策には有効です。
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タオルの臭い対策には一般家庭用の洗剤ではなく、このようなエステサロン用の業務用の洗剤を使うのがおススメです。
これまでご紹介した方法を使って臭いを防いでも、長く使っているとどうしてもタオルに臭いが残りやすくなります。お客様に快適に過ごしていただくため、こまめな買い替えが大事です。
一日に使用するタオルが多い場合、タオルを洗濯したり干したりするスペースがない場合は、タオルのレンタルが便利です。
時間や人件費の節約になり、経費をトータルで考えると、タオルはレンタルした方がお得な場合も多々あります。
タオルはレンタルし、タオルの洗濯に当てていた時間を集客や技術アップのために使った方が効率的な場合もあります。
タオルが臭いと顧客満足度は下がり、リピート率やサロンの評判も下がってしまう恐れがあります。
エステサロン経営者の方はタオルの臭い対策にも気を配るようにしましょう。
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