資金力がある大手サロンと違って、自宅サロンや個人サロンなど小さなサロンが集客するためにはブログやホームページ、フェイスブックやツイッターなどを活用することが重要な時代になってきました。

住宅街にあったり、看板が出せないなど立地による集客が難しい自宅サロンの場合はインターネットからの集客はサロン経営を軌道に乗せ、成功するためには必須といっても良いかもしれません。

エステサロンやネイルサロン、美容室、アロマテラピー、リラクゼーションサロンなど様々なサロン経営者の方がブログやホームページを運営されています。

しかしながら、思うようにブログやホームページから集客できていないというサロン経営者の方は多いです。

多くのサロンがブログやホームページで集客できていない理由

それは、「ただ単に、何となくホームページやブログを作っただけ」になってしまっているサロン経営者の方が多いからです。

今は無料のブログサービス(アメーバブログ、fc2ブログ、Yahoo!ブログなど)も多数ありますし、ワードプレスやムーバブルタイプなどのCMSも普及し、昔と違ってホームページを作るためのWeb制作の技術(HTML、CSS、JavaScriptなど)がなくても簡単にホームページやブログを作れるようになりました。

Web制作の技術的な知識がなくても誰でも簡単にブログやホームページを作れるようにはなりましたが、無料ブログやCMSの普及で必要なくなったのはWeb制作の技術的なことであって、インターネットで集客するためのWebマーケティングについての知識やノウハウがなければブログやホームページを作っても中々集客にはつながりません。

  • ブログやホームページを制作するWeb制作の技術があるということ
  • Webマーケティングについての知識やノウハウがあってインターネットで集客できるということ

この2つは別の問題なのです。

Web制作の技術的にはブログやホームページを制作することはできても、インターネットで集客することは出来ていない」という人は大勢います。

ホームページ制作会社に依頼されてプロのWebデザイナーに見栄えが良いホームページを作ってもらったものの、あまり集客にはつながっていない」というサロン経営者の方もいらっしゃいます。

ホームページ制作会社、WebデザイナーというのはWeb制作の技術はプロなわけですが、Webマーケティング・集客のプロであるとは限りません。

「見栄えが良いWebサイト・ブログ」と「集客できるWebサイト・ブログ」というのは必ずしも一致するとは限りません。

ホームページ制作会社やプロのWebデザイナーが作った見栄えの良いサイト・ブログが集客に繋がるとは限らないのです。

逆に「Web制作の技術的にはプロレベルではないが、Webマーケティングのノウハウを勉強してインターネットで集客することは出来ている」という人もいます。

見栄えとしてはWebデザイナーが作るようなものは作れないものの、インターネットで集客できているという方は大勢います。

  • Web制作の技術
  • 集客する技術

は別の技術なのです。

もちろん、その両方の技術を持っている人もいます。

ブログでサロンに集客するためにはWeb制作の技術的な知識はそれほど必要ありませんが、集客するためのWebマーケティングの知識・ノウハウ・戦略が必要です。

※Web制作の技術的なことを全く分からなくても良いわけではありませんが、Web制作の技術的な知識はブログやホームページを運営していると、徐々にある程度は分かってきます。必ずしも手打ちでソースコードを書けるようになる必要まではありません。

「ホームページやブログで集客できるようになりたい」というサロン経営者の場合、Web制作の技術的にはプロレベルではないが、Webマーケティングのノウハウを勉強してインターネットで集客することは出来ている」という状態にはなる必要があります。

ブログでサロンに集客するためにはマーケティング戦略が必要

以上のように、インターネットで集客するためにはWebマーケティングの知識、ノウハウに基づいて、戦略的にホームページやブログを構築する必要があります。

「ただ、何となく、取りあえず作ってみた」というホームページやブログから予約や問い合わせが殺到する可能性はかなり低いです。

ホームページ、ブログそれぞれの役割を戦略的に作る

サロンのホームページとブログには戦略的にそれぞれの役割を持たせる必要があります。

ブログとホームページ(Webサイト)は両方あるに越したことはありません。

※「ホームページ」は本来はHome Page1ページを指しますが、一般にWebサイトとあまり区別されていないため、同義語としています。

  • サロンのホームページ:メニューやセラピストのプロフィール、サロンの住所などが掲載されているWebサイト
  • ブログ:サロン経営者の方やスタッフの方が日々記事を更新されるオーナーブログ、スタッフブログを指しています。

サロンのホームページの作り方としては

  • ホームページ制作会社に依頼して見栄えが良いものを作ってもらう
  • 独自ドメインの取得、レンタルサーバーの契約、サイト制作まで自分自身で行う
  • 無料のホームページ制作サービスを利用して自分で作る

の3つに分かれると思います。

自分で作る場合も、ホームページ制作会社に依頼するのも、重要なのは「コンテンツ(サイトの中身)の質」です。

コンテンツの質=アクセスする人によって役立つ内容、魅力的な内容を掲載しているかどうかがとても大切です。

「ホームページ制作会社に依頼して見栄えが良いサイトを作ったのに集客に繋がっていない」という場合、見栄えを重視しすぎていて、ユーザビリティ(サイトの使いやすさ)に問題がる場合とコンテンツの質に問題がある場合があります。

ユーザビリティ:ホームページの使いやすさ

※ユーザービリティ:サイトにアクセスしている人が使いやすいサイトになっているかどうか。すぐに目当てのページにアクセスできるか、他のページにアクセスしやすいか、予約や問い合わせまでの導線がスムースかどうかなど。

見栄えを重視して入口ページを設けてフラッシュによる動画が流れたりするのは集客面ではマイナスになります。(フラッシュの動画をスキップできないサイトは更に最悪です)

また、デザイン優先で文章が見にくい、キャッチコピーが目に飛び込んでこないようなホームページは集客面ではマイナスになります。

自動的に音楽が流れるホームページも避ける方が良いです。

また、何年も前に作ったままというホームページではスマートフォンで見た場合にとても見にくいホームページになっている場合があります。

今はパソコンでのアクセスよりもスマートホン・タブレットでアクセスする人の方が増えていますので、スマートホンで見にくいホームページというのは集客面でマイナスになります。

前述のフラッシュによる動画は基本的にはiPhone、iPadでは再生できませんので、そういう面でも使わない方が無難です。

すでにホームページがあるというサロン経営者の方で、まだスマートホン対応になっていないという場合は早急にスマートホン対応に修正されることをお勧めします。

※今はHTML5が主流になり、フラッシュで映像を作る制作会社はかなり少ないですが、何年も前に作ったままというサロンのホームページでは未だにフラッシュを多用しているホームページが見かけられます。

フラッシュを使うと、iPhone、iPadでアクセスしている人の大半はホームページから去って行ってしまい、集客面で大幅にマイナスになります。

昔はインターネットの閲覧のほとんどはパソコンでしたが、今はパソコンだけではなくスマートホン・タブレットなど様々な端末で閲覧されるようになっています。

集客するためにはパソコン、スマートホン、タブレット、どのような端末で閲覧しても見やすく、他のページへも移動しやすく、予約や問い合わせまでの導線がスムースな状態である必要があります。

コンテンツの質、特にテキストコンテンツ(文章)の質が重要

「コンテンツ」というのは「ホームページの中身」のことです。

業者に依頼して制作してもらう場合でも各ページに掲載する文章の内容の原稿はサロン側が用意することになるでしょう。

ホームページに掲載する文章によって、反応率(予約や問い合わせに繋がる割合)は大幅に変わります。

ホームページのデザインやレイアウトなども大切ではありますが、テキストコンテンツ(文章)が最も重要だと言っても過言ではありません。

「文才がない」などと言われる方もいらっしゃいますが、あまり関係はありません。

「集客できる文章、反応率が高い文章を書く」というのは「技術」です。

「集客できていない」という方のほとんどは、「書き方の技術」を勉強しようとせず、「自分の感覚」で文章を書いている場合が多いです。

小説には小説の書き方があり、論文には論文の書き方があり、漫画には漫画の書き方があるように、集客するためには集客するための文章の書き方というものがあるのです。

その集客するための文章の書き方、反応率が上がる文章の書き方というのを身につけるかどうかで「ホームページの反応率」は大幅に変わってきます。(反応率の桁が変わる場合も多いです)

例えば、「反応率(レスポンス率)」が5%のホームページというのは100人アクセスすると5人、1000人アクセスすると50人が予約や問い合わせに繋がるわけです。

反応率が0.1%しかないホームページでは、1000人アクセスして1人しか予約や問い合わせに繋がらないわけです。

反応率と集客、売り上げは比例する

反応率が10倍になれば、同じアクセス数でもインターネットからの新規顧客は10倍になります。

反応率が2割上がるだけで、同じアクセス数でもインターネットからの新規顧客は20%増になります。

反応率の数十%程度は文章の書き方次第ですぐに変わります。

また、「反応率が上がる文章の書き方」を勉強して実践していくと、自ずとコンテンツの質(文章の質)が上がり、検索エンジンの検索結果でも上位表示されやすくなり、アクセス数も増えやすくなります。

新規顧客数=アクセス数×反応率

となりますが、「集客できる文章の書き方」を勉強して実践すると「反応率」が上がるとともに、SEO対策にもなって「アクセス数」も増えるのです。

「アクセス数」と「反応率」の両方が上がるということは、新規顧客数は掛け算で増えることになります。

 

無料ブログと独自ドメインのホームページのドメインで作るブログの役割

ブログと一口に言っても、

  • 無料ブログ(アメブロ、fc2、Yahoo!、シーサー、ライブドア、ジュゲム、はてなダイアリーなど)
  • 独自ドメインでブログを運営する

の2つに分かれます。

※無料ブログのサービスでも有料で独自ドメインを使えるものもあります。

この中で、サロンのブログ制作でお勧めするのは

  • 無料ブログ:アメブロ(アメーバブログ)で作る
  • 独自ドメインのブログ:ワードプレス(wordpress)で作る

のをお勧めします。

では、アメブロと独自ドメインのブログどちらがおすすめかというと、できれば両方を作ることをお勧めします。

それは、無料ブログ(アメブロ)と独自ドメインでワードプレスで作るブログとでは役割が違うからです。

アメブロ(アメーバブログ)の役割

無料ブログの中でアメブロ(アメーバブログ)がおすすめなのは、何といっても使っている人が多く、読者登録などコミュニティ的な要素が多く、アメブロ内でのコミュニケーションによる集客効果を見込めるからです。

もちろん、ただアメブロを作るだけではなく、読者登録をしたり、コミュニティに参加したり、地道な作業が必要になります。

アメブロを作っても、読者登録をほとんどしなければ宝の持ち腐れです。

アメブロを作ってある程度の記事数を掲載したら、サロンの商圏である地域の方などに積極的に読者登録していき、読者登録数を極力早く1000件に近づけましょう。

アメブロで読者登録などを通じてアクセスを増やす→サロンのホームページに誘導するという流れを作りましょう。

一応、アメブロにサロンの情報やメニュー、予約方法なども掲載してアメブロだけで完結することもできはします。

ただ、

  • アメブロよりはホームページの方が表現が自由でサロンのイメージや魅力を伝えやすいという部分
  • アメブロは規約上、商用利用が禁止なので、いつアカウントを停止されても仕方ない

という点からアメブロだけに100%依存するのはお勧めはしません。

もしインターネットからの集客を100%アメブロに依存していると、アメブロのアカウントが停止され、ブログが削除されると大打撃になってしまいます。

アメブロ→ホームページという導線を作る方をお勧めします。

独自ドメインのブログの役割

独自ドメインを取得されてホームページを作成されているサロンの場合、そのドメインでもブログを運営されることをお勧めします。

例えば、

http://サロン名.com などのホームページを開設されている場合、

http://サロン名.com/blog/ などでサロンのオーナーブログやコラム集、スタッフブログなどを運営する形です。

ワードプレスはドメインの一番上になる http://サロン名.com に入れるだけではなく、http://サロン名.com/blog/ など特定のディレクトリ(階層)に入れることもできます。

このブログの役割としては、

  • 記事数をどんどん増やしていくことでドメインの評価(検索エンジンからの)を上げ、検索結果で上位表示をすること
  • 見込み客に役立つ記事を書き、ランディングページ・はじめにアクセスされるページを増やし、集客につなげること

が挙げられます。

サロンのホームページ(http://サロン名.com)にあるページ数はそれほど多くないと思います。

トップページ、メニュー紹介、セラピストプロフィール、サロン情報、予約や問い合わせページなど、10ページにも満たない場合もあると思います。

SEO対策(検索結果に上位表示されるようにすること)的にドメイン内にあるページ数は多い方が望ましいです。

http://サロン名.com/blog/ のブログの記事数を増やしていくと、http://サロン名.comのドメイン内にあるページ数は増えていき、SEO対策上有利になっていきます。

インターネットで集客する上で、サロンのターゲットとなる人たちが検索するキーワードの検索結果で上位表示することはとても大切です。

検索結果の順位によってアクセス数は激変します。

「市町村名 エステ」「市町村名 ネイルサロン」「駅名 リラクゼーションサロン」「地域名 アロマ」など、市町村名/最寄り駅名/地域名+○○(サロンの種類)で検索した場合に検索結果の1ページ目の上位3位以内、出来れば1位に表示されるようにしたいところです。

市町村名/最寄り駅名/地域名+メニュー名での検索でも上位表示されるようにしましょう。

毎日1記事書けば1年後には365記事、週に2記事書けば1年後には100記事のブログになるわけです。

数百ページ程度になると、検索順位はかなり上がっているとともに、入口ページ(ランディングページ)が増えていることで、アクセス数は大幅に増えていきやすくなります。

※もちろんページ数だけではなく、ページの質も重要です。ただ単に記事の数を増やせば良いという訳ではありません。

ブログの記事を書く際はサロンの売り込み記事ばかりではアクセスは増えません。

  • 見込み客の役に立つ内容の記事(見込み客に見つけてもらい、知ってもらうためのページ)
  • 予約や問い合わせに誘導するための記事
  • 既存のお客様への連絡事項や告知
  • サロンの様子が雰囲気が伝わる記事・日記

これらの内、最も重要なのが「見込み客の役に立つ内容の記事」です。

役立つ情報が多数掲載されているブログはアクセス数が増えやすいですし、アクセスした人からの「信頼」を得やすくなります。

役立つ情報が豊富であれば、他のページも読みたくなり、サイト全体のアクセス数が増えます。

そして、サロン・セラピストに対する信頼に繋がっていき、予約や問い合わせにもつながりやすくなります。

「売り込み」は嫌がられます。

「相手に役立つ・相手が得する情報」を発信していれば、喜ばれます。

「このブログ・サイトは役立つ」という人が多ければ、「サロンに行ってみたい」「この人の施術を受けてみたい」という人の割合は増え、予約や問い合わせは増えることになります。

サロンのターゲットとなる層にとって「役立つ情報」は何かが分かっていなければ、役立つ情報をブログに書くことは出来ません。

記事を書く上で、まずはじめにすべきことは「ターゲットのリサーチ」です。

サロンのターゲットとなる人たちが興味があること、知りたいことは何かをリサーチすることが重要です。

検索するキーワードはその人が知りたい事・調べたいこと・興味があることです。

サロンのターゲットとなる人たちが検索しそうなキーワードを調べるようにし、そのキーワードに応じた記事を書くことが大切です。

集客できるブログの記事タイトルの書き方

サロンのWebサイト(ホームページ)・ブログは何で作るべき?の記事にあるように、ワードプレスを使うのには無料ブログでアカウントを取り、テーマを選んでカスタマイズするのと難易度は大きくは変わりません。

月額千円未満~千円程度のレンタルサーバーでもワードプレスの自動インストールが出来るサーバーは多いです。(さくら、Xサーバーなど)

レンタルサーバーを借りて独自ドメインを取得し、ワードプレスを自動インストールし、好きなテーマを選ぶのには技術的な知識はほぼ必要ありません。

無料ブログのアカウントを取得してブログデザインを選んだりし、ブログを開設できる方であれば、分からないことは検索して調べながらでもワードプレスを使うことは可能です。

もし不安であれば、格安でワードプレスの設置代行をしている業者もいます。

ワードプレスにはエステサロンやネイルサロン、美容室、アロマテラピー、リラクゼーションサロンなどサロンのブログに適したテーマも多数あります。無料のテーマも多いです。

テーマを選ぶ際は、スマートホンでも見やすい、レスポンシブ・ウェブデザイン対応のテーマをお勧めします。

レスポンシブ・ウェブデザイン対応のテーマであれば、スマートフォンやタブレットなどどのような端末でアクセスしても見やすいブログを作ることが出来ます。

ちなみに、このサロン経営ナビもワードプレスで無料のテーマを使って制作しています。

エックスサーバーであればドメインの取得、ワードプレスの自動インストールまで簡単に行えます。

エックスサーバー
ワードプレスを高速で使用することが出来、おすすめのサーバーです。

サロン経営で成功するための「集客」に関する3つの選択肢+1

今回はいわば、ブログやホームページでの集客についての「総論」という形の記事でしたが、「各論」として具体的にインターネットから集客するために何をすればよいかや細かいテクニックなどについては随時記事を掲載していこうと思います。

サロン経営で集客し、成功するためにはメニュー構成での差別化が必要

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