顔のかっさはもちろん、ボディのかっさの方法も学べる実習中心のかっさ・経絡1day講座を2024年11/29(金)、11/30(土)に開催いたします。
本場のかっさを学べるかっさ・経絡講座の詳細はこちら
かっさをすると、「あざ」や「内出血」のようにも見えるかっさの痕が出ます。
かっさの効果には興味があっても、かっさ痕が出ることを気にされて
と思われる方もいらっしゃいます。
この不思議なかっさの痕は「痧」と呼ばれるものです。※痧は「シャ」あるいは「サ」と発音します。
かっさは日本では小顔効果などが有名になったことから美容法のようなイメージを持たれている方も多いですが、元々かっさは経絡が詰まっているところ(気結)を解消して経絡の流れをよくすることで身体の様々な不調を解消する東洋医学の療法です。
このかっさ痕(痧)は経絡の詰まり(気結)があるところに出ます。
「かっさ」は漢字で書くと「刮痧」と書き、「刮」は「こする」という意味で、「痧」はかっさの痕のことです。
「刮痧」=「こすって痧(かっさ痕)を出す」と書くように、かっさをするとかっさ痕は出るものなのです。
経絡の詰まりを解消するためにかっさをし、経絡の詰まりがあるところをかっさするとかっさ痕が出るわけです。
人によって、経絡が詰まっているところは違います。そのため、同じ手順・方法でかっさをしても人によってかっさ痕の出方は違います。
かっさの痕やカッピングの痕について動画でご覧いただけます。
かっさプレートで肌をこする際、ボディオイルなどかっさプレートの滑りを良くするものを肌につけないと、肌を傷つける場合があります。
※ボディオイルなどをつけずにかっさすると、かっさ痕(痧)ではなく、かっさプレートによる摩擦や引っ搔きなどによる外傷の原因となります。
かっさ用のボディオイルがおススメです。
かっさ痕は気結(経絡の詰まり)があるところに出るものですので、顔のかっさも気結が多いところは力加減を強くしたり、何度もこするとかっさ痕が出ます。
しかし、顔などかっさ痕を出したくないところをかっさする場合は、力加減やこする回数を調整したりしてかっさ痕が出ないように行います。
かっさの施術に慣れてくると、「ここの気結はこれ以上こするとかっさ痕が出るな」というのがかっさプレートを通した手の感覚で分かります。
その場合は1度のかっさで気結をすべて解消するのではなく、かっさ痕が出ない程度にかっさをするなどの調整をします。
この写真は同じかっさプレートを使って同じ手順でかっさをした直後の写真です。
左側の女性は背中の中央(督脈)や背骨の少し横のライン(膀胱経)にはかっさ痕があまり出ていませんが、肩の部分にはかっさ痕が多く出ているのが分かります。
それに対して、右側の男性は背中の中央(督脈)や背骨の少し横のライン(膀胱経)にかっさ痕が多く出ています。
このように気結(経絡の詰まり)があるところが人によって違うため、同じ手順でかっさをしても人によってかっさ痕の出方は大きく変わります。
また、同じ人でも時が変われば気結(経絡の詰まり)があるところが違い、同じ方法でかっさをしても日によってかっさ痕が出る場所が変わることもあります。
かっさが昔から盛んな台湾では中医(東洋医学のお医者さん)はかっさ痕が出るところやかっさ痕の色や凹凸などによって患者の状況を判断し、中医学(東洋医学)での治療に活かしてきました。
カッピング(吸い玉)というのを体験したことがある方や、見たことがある、知っているという方も多いと思います。
カッピング(吸い玉)も基本的には経絡のライン上にカップを配置していきます。(※様々な手法があります)
カッピングをすると、肌が吸い上げられるように盛り上がって、赤く(人と部位によっては紫っぽかったり、黒っぽい場合もあります)なっていき、カップを外すと丸いカッピングの痕が残ります。
かっさとカッピングを併用することもでき、かっさとカッピング・スライドカッピングを行っている治療院やサロンなどもあります。
この写真はかっさした直後、1日後、2日後のかっさ痕の変化を撮影したものです。
「かっさをしたら内出血やあざのような痕が出て消えないのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、かっさ痕は通常数日~1週間前後程度で消えます。(※代謝の良し悪しの個人差によってかっさ痕が消えるまでの日数は変わります。)
かっさ・経絡講座では背中のかっさのお手本をする際にかっさ痕の説明をしながらお手本を行っています。
かっさ痕が出る過程をはじめて見る人からは驚きのお声が上がったり、モデルの方に「痛くありませんか?」と聞かれる受講生の方もいらっしゃいます。
かっさ痕は「内出血」や「あざ」のように見えるせいか、「すごく痛そう」と思われる方もいらっしゃいますが、実際にかっさをすると「気持ち良い」「すっきりした」という方が多いです。
※痛みに対する許容度というのには個人差があります。また、気結の度合いは人によって様々なので力加減の調整は必要です。
同じくらいの力加減でかっさしていても人によって
など反応は様々です。
気結の度合いが大きいと、ある程度の力加減でかっさしたり、繰り返しかっさする必要があるのですが、その気結をかっさしている間は痛い場合もあります。ただ、気結が解消すると同じ場所を同じ力加減でかっさしても全然痛くなく、気持ち良く感じるようになります。
かっさの施術に慣れてくると気結が解消したらかっさプレートを通した手の感触で「通った」のが分かります。それまでは痛がっていた方でもその時に「もう痛くないでしょう?」と聞くと、痛くなくなっていて、気結が解消したことを実感される方もいらっしゃいます。
この写真は腱鞘炎で手首に痛みがある受講生の方に実習中にかっさと排酸術を行った際のものです。詰まりがあるところをこすっている間は痛そうにされていましたが、詰まりが通ると痛くなくなったのを実感され、腱鞘炎の痛みもなくなってスッキリされていました。
かっさされることに慣れてくると、かっさされながら自分自身の気結についても分かってき、「ここが詰まっているな」「ここは通った」「あそこはまだ少し詰まっている」などが体感で分かるようになります。
気結の度合いが大きい場合、1回のかっさで気結を解消しようとせずに日をあけて複数回のかっさをする方が良い場合もあります。
かっさ・経絡講座はグループレッスンですので様々な体質・体調の方が受講されます。
実習中、同じくらいの力加減でかっさしても「すごく痛い」という人がいたり、「全然痛くない」「気持ちいい」という人の両方がいたりします。
自分は全然痛くないのに隣ですごく痛がっている方を見て、かっさの奥深さや面白さを感じたという方もいたりします。
講師のシャオ先生が「ここがそんなに痛いなら、ここも痛いでしょう」などと他の部位をかっさしたり手で刺激すると「すごく痛いです」ということもよくあります。
※「ここが詰まっている人はここも詰まっていることが多い」などの判断です。
また、他の人のかっさ痕を見て人によってかっさ痕の出方が違うことを実感される方も多いです。
かっさ・経絡講座の実習中は講師のシャオ先生が全ての受講生の方のところを回ってかっさプレートの使い方のコツや力加減を伝えたり、お手本を再度見せたり、ご質問にお答えしたりしているのですが、その際に
などと受講生の方に聞くので、受講生の方が「何で分かるのですか?」と驚かれることが結構あります。
それはかっさ痕の出方(=気結があるところや度合い)や体質などを東洋医学の視点から見て判断したりしています。
お手本中や実習中にかっさ痕の出方によって「このかっさ痕は○○だから、この人は○○な可能性が高いです」などかっさ痕が持つ意味についてなどを解説することもあります。
経絡(けいらく)とは東洋医学(中医学)の概念で、「気」や「血(けつ)」「水(すい)」といったエネルギーや代謝物質の通り道のことです。
生活習慣の乱れや食生活、ストレスなどが原因で、経絡の流れが滞ると、身体に様々な不調が起こると考えられています。
かっさは経絡のつまり(気結)をかっさプレートでこすることで解消し、経絡の通りをよくするためのものです。
「経絡」は「経脈」と「絡脈」からなっています。経脈には12の正経と8つの奇経があり、経別と呼ばれるものもあります。絡脈には15の絡脈とその他の絡脈などがあり、経穴は361穴あります。
経穴(つぼ)は基本的には経絡上にあります。(一部、経絡上にはないものもあります)
東洋医学・中医学の理論、経絡や経穴というのは専門書が何冊も出ていて、経絡や経穴はWHO(世界保健機関)で承認され、国際統一もされています。
かっさは経絡や経穴を知らなくてもかっさプレートで「何となくこするだけ」「適当に撫でるだけ」でも出来ますが、かっさは経絡のつまりを取ることで様々な効果が生まれるため、本格的なかっさを行うためには経絡を経穴をある程度学ぶ必要があります。
どの経絡の詰まり(気結)を通し、どの経穴を刺激するのかを学ぶことで「何となくこするだけ」「適当に撫でるだけ」のかっさとは効果が大きく違ってきます。
かっさ・経絡講座は2011年から日本で開催しているのですが、はじめに台湾からテキストの資料が送られてきて日本版のテキストや資料を作成する際にかっさだけではなく経絡についての内容も多かったため、講座名は「かっさ講座」ではなく「かっさ・経絡講座」となりました。
「かっさの効果は出したいけど、かっさの痕が出るのは避けたい」という方もいらっしゃいます。
かっさ痕が残らないかっさプレート(無痕かっさ板)を使ってかっさをするとかっさ痕が出ません。
この写真は背中の左側は牛角(牛の角)のかっさプレートでかっさし、右側はかっさ痕が残らないかっさプレート(無痕かっさ板)を使ってかっさしたものです。
左側はかっさ痕が出ていますが、無痕かっさ板でかっさした右側はかっさ痕が出ていないことが分かります。※無痕かっさ板でかっさした際の肌表面の赤みはすぐに引きます。
かっさを行っているサロンや治療院などではかっさの施術前のカウンセリングでかっさ痕を出してよいかお客様に確認して「かっさ痕が出てよい」という方には牛角かっさプレートを使い、「かっさ痕が出るのは避けたい」という方には無痕かっさプレートを使うなどの使い分けをされているというサロンも多いです。
無痕かっさ板はかっさが昔から盛んな台湾で開発されて特許取得、日本で実用新案登録され、各種サロン(整体院・整骨院・鍼灸院・マッサージ店・エステサロンなど)で使用されている高品質な製品です。模倣品・類似品にはご注意ください。
排酸術はかっさの効果を併せ持ちますが、かっさと違ってかっさ痕は出ません。
そのため、「かっさの効果は出したいけど、かっさの痕が出るのは避けたい」という方の中には、排酸術がお好みだという方も多いです。
かっさをされている方で、「我流のかっさでかっさ痕を出すのは恐い」という方も多いです。
本格的なかっさの方法を学ぶには経絡や経穴についてある程度学ぶ必要があります。
かっさ・経絡講座ではかっさの本場台湾の講師から本格的なかっさの方法と、かっさをする際に重要な経絡について1日で学ぶことが出来ます。
人気の蕭麗華(シャオ・リーホア)先生が来日するかっさ・経絡講座を2024年11/29(金)、11/30(土)に開催いたします。
かっさ・経絡講座は2011年に開催をはじめて14年目。1日で顔のかっさはもちろん、ボディのかっさの方法もかっさの本場台湾の講師から学べる実習中心のかっさスクール。
ご自身やご家族、知人の方のために本格的なかっさをしたいという方はもちろん、本場のかっさを学んで個人サロンや自宅サロンを開業した方や、かっさをサロンメニューに導入して「リピート率が上がった」「客単価が上がった」というエステサロンやマッサージ店、美容室、整体院、鍼灸院など各種サロンや治療院経営者の方が全国各地に多数いらっしゃる本格的なかっさスクールです。
一度受講されると補講(再受講)は無料です。
実習中心の講座のため、定員に達し次第、申込受付終了とさせていただきます。
かっさ・経絡講座のスクールの様子を動画でご覧いただけます。
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