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サンフランシスコの高級エステサロンでスレッディング(糸での脱毛)をしているセラピストに取材した動画が台湾のニュースサイトAppleDailyにありましたのでご紹介します。
【跨海變潮了】金髮正妹為客挽面:舊金山高級spa才有
【海を越えて流行に】金髪美女が糸除毛を提供:サンフランシスコで糸除毛は高級エステサロンのもの
動画は上のリンクからご覧いただけます。
台湾の路上で行われている伝統的な糸除毛の様子が映し出され、台湾では古めかしいと思われている糸除毛がアメリカで流行っているという出だしで動画は始まります。
次にサンフランシスコのベンチャー企業やアーティストなどが集まるおしゃれな再開発地区SoMaにある高級エステサロンでスレッディングが行われている様子が映されます。
インタビューを受けるスレッディング技術者はスレッディング経験5年のメーガン・ヘンリーさん。台湾の糸除毛と違って白い粉を使わず、ワックス脱毛前に使用するクリーナーを使っているそうです。
15分で施術が終わり、お客様に痛くないかどうかをたずねると「チクチクするけど痛いとまではいえない。毛が抜かれた後は暖かくてちょっと痒い。でも受け入れられる」との答え。
その後メーガンさんが糸除毛は手だけを使う新式の糸除毛手法と口も使う伝統的な糸除毛手法に分けられることを紹介。
メーガンさんはずっと糸除毛は新しい脱毛手法だと思っていたそうですが、あるときお客様から台湾や香港ではおばあさんがするような伝統的な手法だと教えられたそうです。
「糸除毛を習うことは挑戦でした。糸除毛は長い歴史をもつ技術です。この技術を愛しています。」とメーガンさん。
メーガンさんによると、東海岸ではよく見られるようになったスレッディングですが、西海岸ではまだまだ流行りはじめの段階だそうです。
東海岸ではこの10年ほどでスレッディングがすっかり定着しました。また、メーガンさんがおっしゃるように西海岸のスレッディングサロンはここ数年でとても増えてきています。
上の地図はGoogleMapでSoMa地区周辺のスレッディングサロンを検索したものです。
流行りはじめといってもこれだけの数のサロンがあり、各サロンにレビューが何件もついていますので、スレッディングが定着してきているのが分かりますね。
アメリカではスレッディング専門店が増えているのはもちろん、美容室やエステサロン、ネイルサロン、アイラッシュサロン、ブライダルサロンなど様々なサロンで顔の産毛を糸で脱毛したり、眉毛を糸で整えるスレッディングをメニューに加える各種サロンが増えています。
シャオ先生が考案した蝶式糸除毛は手だけを使う手法ですが、物理の原理に従って、指と手首に支点を作り、力を糸に伝えやすくして糸をコントロールしやすくしています。
余分な力を入れずに糸を動かせるので、施術者の手にやさしいことも蝶式糸除毛の特徴です。
蝶式糸除毛は点でピンポイントに毛を抜いていくので、面で毛を抜いていく伝統的な糸除毛ほど速くは出来ないという面もあります。
半面、蝶式糸除毛は点で毛を抜いていくため、面で一気に抜いていく伝統的な糸除毛方法より、痛みが少なくお肌に優しいという長所でもあります。
日本での蝶式糸除毛講座では口を使った伝統的な糸除毛の手法の実習もあります。
伝統的な手法も体験していただき、蝶式糸除毛との手法や痛みの違いを体感していただいています。
旧式糸除毛の手法のやり方の実習もありますので、顔は蝶式、脚など面積の広いところは伝統的な手法、と使い分けている修了生の方もいらっしゃいます。
日本での蝶式糸除毛講座の次回開催は2017年6月24日(土)です。